様々な定義があると思いますが、私は自らのサラリーマン生活、政経塾での研修、その後の地元船橋での様々な実地体験から、自分なりの一つの定義を考えています。それは、衣食住に困らず経済的に不安の無いこと、心身ともに健康でいられること、家族や会社など社会の中での人間関係が上手くいく中で生きていけることです。
さらにその上に、松下幸之助翁がかつて言われたように、仕事や趣味、地域活動などで、自らの「天分」を活かし輝いて生きていくことができたなら、人は幸福を感じていけるのではないでしょうか。政治とは、それをお助けする為にあるのだと思っています。
今、その幸せが、社会の様々な場面で損なわれる事態が出てきています。格差が広がり、子供が望む教育を受けられなかったり、必要物資が行きわたらない、いわゆる貧困家庭が問題視されるようになりました。
高齢化の急激な進行で、買い物など生活困難や孤独死といった事例も増えてきています。過酷な職場環境や運動不足、食生活の乱れなどにより、高齢者ばかりでなく若者でも体調や健康に悩みを持つ方が増えています。
社会で活躍したい女性が増えていますが、結婚子育てと仕事の両立が難しく、自らの夢を犠牲にせざるを得ない方もいます。天分を活かすことが出来なくなるのは大きな不幸です。天分を活かせない不幸は人間ばかりではなく、千葉県や船橋市についても言えることです。
東京のベッドタウンという好立地に甘んじて来ましたが、農・漁・畜など本来全国屈指の食産業や、成田空港やTDRやアクアラインなど目玉に、日本の縮図というべき自然を活かした観光業で、もっと「千葉ブランド」を世界にまで発信できるポテンシャルを、千葉県は有しているのではないでしょうか。
我が船橋市。某調査で「買って住みたいまちNo.1」となりましたが、その評価の一つだった東京都と県都千葉市の中間地点の交通利便という天分は、週末の大渋滞という現実に閉口している市民の皆様から必ずしも「実感」が得られているとは言えない部分もあるのではないでしょうか。
市民も千葉県も船橋市も、天分を活かし幸せとなれる政治を目指していきたい。私、つきたに岳大は挑戦して参ります。「全ての市民の目が輝く千葉県政を、船橋から」若輩ではございますが、どうぞ、ご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。
つきたに岳大
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